今回はベタ基礎でコンクリートが打ちやすいので、よりベストな配合のコンクリートにした。
水の比率をより少なくするために今回はスランプを10cmにした。おそらく実質水セメント比は42~3%になっていると思う。天候、気温にも恵まれた。
おそらく一般の建築用のポンプ車で打つぎりぎりの硬さだと思う。真夏だとかなり厳しい。
中央の職人がやっている作業がタンピング。これは表面の気泡などを取り除き締め固める作業。最近ほとんどこれをやらないが、表面強度やヘアークラックを少なくするためには重要な工程。
約50cm間隔でバイブレーターによる再振動をする。毎回やっていることだが、やはりかなり硬くこれ以上気温が高いとオペレーションや打設計画を綿密にしないと難しそうだ。
最後に左官がコテで均して終了。当然のことだが表面に余剰水は全くない。この余剰水の量がコンクリートの善し悪しを判断するのに最も簡単な指標だ。